防災×キャンピングカー「防キャン」意識を広めるべく、ダイレクトカーズ奮闘中 !
東日本大震災から13年が経過した現在、キャンピングカーを一時的な災害対策にしてほしいという思いから、本社がある三重県鈴鹿市を含む6つの市と災害協定を締結しているダイレクトカーズ 。さらにはキャンピングカーの使用環境の整備、市場の育成、業界の発展を目指す一般社団法人 日本RV協会と連携し、「防災×キャンピングカー=防キャン」という考え方の普及に向け、周知活動も行っている。
災害発生時に避難所生活が困難な方や高齢者、障がい者など配慮が必要な方の一時的な避難所として、キャンピングカーを貸し出す災害協定を結んでいるダイレクトカーズ 。三重県鈴鹿市など計6つの市と協定を締結している
2024年11月にはダイレクトカーズ 初の防災専用キャンピングカー「トリップシェルター」を製造し、販売を開始。
「トリップシェルター」はダイレクトカーズ のフラッグシップモデルである「トリップ」を、災害時の避難場所として利用できるようにカスタマイズした仕様。トイレ・シャワー完備、常設ダブルベットを縦向きに配置する使いやすいトリップの内装レイアウトはそのままに、ステンレス製の給水タンクを大型化(計200L)。
災害時に必要と言われる水の備蓄量1日3 L(ひとり当たり)と考えても、1カ月分以上の容量を確保したほか、瞬間温水ボイラーを設置しており、寒い冬も気兼ねなくシャワーを利用することが可能となっている。さらに、トリップシェルターには浄水器を装備。ファインバブルの力でタンクや配管設備内の清浄効果があり、タンクのぬめり・臭いなどの発生を抑制する効果があるという。
トリップシェルターの乗車定員&就寝定員は7名。販売価格は1495万円(税込)
※2024年12月時点。受注生産のため、時期によって価格は変動します。