【イベントレポート】VANTOWNが丸子橋に期間限定で誕生！最新バンライフ＆車中泊スタイルが大集合！

2025年5月23日（金）〜5月26日（月）の4日間、神奈川県川崎市の丸子橋下河川敷(多摩川の河川敷)にキャンピングカーや車中泊車両が集まり、VANTOWNという街が出現。週末がもっと自由になる！おしゃれ車中泊カーと楽しむこのイベント！その潜入レポートです。主催：VANCAMP JAPAN

クルマを使って”ソトアソビ”?! VANTOWNって何だ？

「バンライフ仕様のクルマやキャンピングカー仕様のクルマ、オーバーランドなど” ソトアソビ ” を楽しむさまざまな車両を1つの住宅として捉え、それらが一同に集うことで形成される期間限定のビークルタウン。「車中泊」や「バンライフ」に特化したキャンプイベントです」とのこと。テント泊もOKだったので、オートキャンプ感覚で参加している人も。

今回が2回目となるこのVANTOWNですが、筆者は前回宿泊ができなかったので、宿泊イベントとしてのVANTOWN参加は初めて。前回、VANTOWNに行けなかった人など、この幻の街を目指して遠方からも参加者が集まってきました。

丸子橋から眺めるとこの光景。キャンピングカーなどを知らない人にとっても、この光景に注目してしまいます。高架を走っている電車の中の人たちも、こちらを気にしている様子。
事前エントリーでは80台近くがエントリーしたのですが、あいにくの天候でキャンセルも多かったのでは。それでも、VANTOWNを楽しもうとたくさんのクルマが並んでいます。

メインストリートを挟んで、NORTH AREAとSOUTH AREAに分かれています。キャンピングカーメーカーなどのショップ出展もあって、見学だけでも楽しめる内容になっていました。

フレックスドリームはコンプリートモデルを展示！愛知県の藤井木工がてがけるCUBE CREATE　は、車内の内装を車中泊仕様に仕立ててくれるサービスを紹介。対応車種は軽自動車からトレーラーハウスまで対応。写真の電動の上下昇降式ベッドも可能。基本スケジュールは6ヵ月〜となっている

自然と人が集まる自由な空気を感じる「VAN TOWN」の会場

会場では各自が自由にクルマを展示しています。リアゲートを開けて、お店を始める人や楽器を弾く人など、各自が好きなことをして過ごしているのです。そして、その周りに自然と人が集まって、横につながっていくというゆるいスタイル。

キャラバン MYROOM Launch editionで参加されたご夫妻。車内外の雰囲気も抜群です！
　

各車両、どれも同じクルマがないのも来場者の興味を引いていたようです。このクルマは写真館としても利用できるように、オーナーが手作りで仕上げたインテリアに注目です。

誰もが気軽にスタートできるというのも魅力かもしれません。上の車両では収穫コンテナを並べて、収納として使ったり、テーブルとしても利用していると言います。

保育士だった経験を活かして、保育園をクルマの中に作ってしまった強者まで。来場者として訪れた子供が親の手を引っ張りながら、この小さな保育園へ入っていく姿が可愛らしかったです。

車中泊をしてみたいユーザーとの交流の場所としても

キャンピングカーや車中泊車両オーナーたちのユーザーミーティングかと思いきや、場内にはプロフェッショナルのショップも参加しているのが特徴的です。

丸子橋から見えた光景で、ちょっと興味を持っていた人が来場し、会場でキャンピングカーメーカーのクルマを初めて見ているなど、これまでアプローチできていなかった、潜在的ユーザーとの交流も参加企業にとってはアドバンテージとなったかもしれません。

本格的なキャンピングカーも展示していて、レンタル利用を提案。初めて見た！という声もあがっていました。

小物販売などをしているショップもたくさんあります。VANLIFE的なクルマを目指す人にとって、このようなオシャレなアイテムを発見できる場所として活用されているようです。

ユーザーが作る体験型イベント

VANTOWNはクルマが集まってきて、自由に過ごしている様子が印象的でした。そして、そのなかでオーナーたちがサービスを提供したり、クルマに興味がある人と話をしたり、街としての姿がオーナーによって形成されていく様子がみてとれるのです。

オーナーが手作りでゲームを作ったり、来場者との交流アイテムを用意しているクルマも多かったようです。

ワークショップも各車両で行われていました。このタイル張りでは、大人から子供まで、みんなで楽しそうにタイルを並べています。

スーベニアショップのような刺繍やプリントをサービスするショップも。持ち込んだ洋服にVANTOWNの特製プリントをする人でにぎわっていました。

子供たちもコミュニティも生まれている様子。参加しているファミリーの子供たちだけで、ショップを出しているクルマもありました。

2025年5月、丸子橋下に登場した「VANTOWN」は車中泊車両が集結する体験型イベントでした。自由な展示や交流が記憶に残り、この体験が新たなライフスタイルの可能性を広げていくきっかけとなったのではないでしょうか。