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ジャパンモビリティショー2025に「キャンピングカーゾーン」登場!旅も防災も仕事も、この1台で。

2025年10月、東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2025」に、今年もキャンピングカーゾーンが登場する。展示車両は大型から軽モデルまで幅広く、くるま旅・災害対策・テレワークなど、多用途に進化する「動く家」の最新形を体感できる。

キャンピングカーで広がるモビリティの未来

2025年10月30日(木)から11月9日(日)まで、東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2025」。その会場内、東展示棟8ホールの全体を使って展開されるのが「キャンピングカーゾーン」だ。

出展の主体は日本RV協会(JRVA)。前回となる2023年時の出展で好評を受け、今年も大々的に出展が決定した。バンコンやキャブコンといった定番モデルに加え、テレワーク向けや災害対策としての活用も視野に入れた次世代型のキャンピングカーも登場予定。まさに、未来の暮らしや旅のスタイルが体感できるエリアとなる。

ジャパンモビリティショー2025に出展した時のブースの様子。日本のキャンピングカーの可能性を国内外の多くの来場者に示した

くるま旅は、もっと自由で快適になる

キャンピングカーの魅力は、宿泊と移動が一体になっていること。旅先での予定変更や寄り道も思いのまま、行きたい場所に行ける自由さが最大の強みだ。

目的地でホテルのチェックイン時間に縛られる必要もなく、遊びの時間を最大限に楽しめる。荷物も制限されず、使い慣れた寝具や調理道具、ペット用品までまるごと車内に積み込めるため、家族やペット連れでも安心。週末の短期旅行はもちろん、長期のバケーションにもぴったりだ。

全国500ヵ所以上のRVパークがサポート

そんな自由な旅を強力にバックアップしてくれるのが、日本RV協会が推進している「RVパーク」だ。快適な車中泊ができる施設として全国に500ヵ所以上設置されている。温泉地や道の駅、観光地の近くなど、立ち寄りたくなる場所に続々と展開中だ。

オートキャンパーweb連載「キャンピングカーで日本列島RVパークの旅」はこちら

観光資源が豊かな地方では、宿泊施設や交通の選択肢が限られている場合もあるが、キャンピングカーならその壁を越えて旅ができる。地元の市場で食材を仕入れて車内で調理したり、冷蔵・冷凍品をしっかり保管したりできる点も、ほかの旅スタイルにはないメリットだ。

災害時の「動く避難所」としての頼もしさ

キャンピングカーはレジャーだけでなく、非常時にも力を発揮する。電気・水・ガスを自給できるモデルなら、災害発生後すぐに生活の拠点として使うことができる。

さらに、車内にはベッドやテーブル、冷蔵庫、電源などの設備が揃っており、避難所のような集団生活に比べて、プライベート空間が確保できるのも大きなメリット。家族単位で安心して過ごせるため、特に小さな子どもがいる家庭や高齢者にとっては、心理的負担の少ない避難スタイルといえる。

近年は自治体との連携も進んでおり、災害時にキャンピングカーを活用する取り組みも始まっている。モビリティ=移動手段にとどまらない可能性が、ここにもある。

東日本大震災や令和6年能登半島地震の時にもキャンピングカーは活躍した。インフラが自立できるという強みを活かし、復興支援にあたる職員の宿泊場所として活用された

オフィスにもなる「モバイルワーク空間」

サブバッテリーやソーラーパネルを搭載したキャンピングカーは、エンジンを切ってもエアコンや照明、パソコン用の電源が確保できる。そのため、移動可能なテレワーク空間としても活用されている。

軽自動車ベースのモデルなら、普段使いの延長で気軽にワーケーションに出かけることも可能。自宅の駐車場や自然豊かなロケーションなど、場所を問わずに働くことができるので、気分転換や集中力アップにもつながる。

移動×暮らし×仕事という三要素を1台で叶えられるキャンピングカーは、働き方の多様化が進む現代において、まさに最先端のライフスタイルツールといえる。

モビリティショーで「動く家」を体感しよう

ジャパンモビリティショー2025のキャンピングカーゾーンでは、こうした多様な活用シーンに対応した車両を直接見て、触れて、内部に入って体験することができる。

災害時の備えを考えている人にも、テレワークを快適にしたい人にも、もちろん旅好きな人にも、きっと新しい発見があるはずだ。

今後、キャンピングカーは「旅の道具」から「暮らしの選択肢」へと進化していく。未来を感じるその第一歩として、モビリティショーで“動く家”に触れてみてほしい。

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