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トイファクトリー代表、藤井昭文のデュッセルドルフ現地緊急レポート 【ウォーターレストイレClesana X1 】世界初公開!!!

2025年8月29日、ドイツ・デュッセルドルフ。世界最大級のキャンピングカー展示会「キャラバンサロン」の会場に立った私は、朝から高揚感を抑えられなかった。というのも、いま欧州キャンピングカー業界で最も注目されているスイス・Clesana AG社の待ちに待った新製品発表に立ち会うからだ。
Clesana(クレサナ)といえば、2024年のキャラバンサロンでサプライヤー賞を受賞した実力派メーカー。ウォーターレストイレという独自の技術で市場を大きく変えた同社の次の一手に、会場はメディアと業界関係者で埋め尽くされていた。

壇上に立ち、満員の観客を前に力強くプレゼンテーションを行ったのは、Clesana AG社の ダニエル・ベレル社長だ

まさにキャンピングカーのトイレ革命!

プロジェクト段階から親交のある彼の姿を目の前にし、この歴史的な瞬間に立ち会えたことを心から誇らしく感じた。 ついにベールを脱いだのは、 「Clesana X1 / X1 ProCharge」。 
まず驚かされたのは、その大きさだ。 サイズはわずか38×34×30cm。収納時には今まで一番コンパクトとされていたPorta Pottiよりも小さく収まり、限られたスペースしかないキャンピングカーの室内でも無理なく設置できる。それでいて、使用時のシート高は41cm。家庭用トイレと変わらぬ座り心地を確保している。 

サイズはわずか38×34×30cm。収納時には今まで一番コンパクトとされていたPorta Pottiよりも小さく収まり、限られたスペースしかないキャンピングカーの室内でも無理なく設置できる

AC100V、DC12V、そしてマキタのバッテリーシステムでも動く!

上位モデルのProChargeでは充電器を内蔵し、外部電源につなぐだけで自動充電される

わずか1秒で伸縮する仕組みは、実際に操作してみるとあまりにスムーズで、思わず「これは日本のユーザーも喜ぶ」と確信した。 さらに、電源は12〜24Vの車両電源、家庭用100〜240Vの両方に対応。日本では電気工具で有名なマキタのバッテリーシステム(18V)を採用し、独立した運転を可能にした。上位モデルのProChargeでは充電器を内蔵し、外部電源につなぐだけで自動充電される。利便性の高さに、会場の反応も大きかった。 

新しいクレサナのウォーターレストイレ「Clesana X1 / X1 ProCharge」は、2026年1月以降に日本へやってくる!

発表後、私はClesana AGの経営陣と現地で新商品X1の正式契約を交わした。
「キャンピングカーは旅する家。その中で“トイレの快適さ”は決して妥協できない部分です。Clesana X1は、その常識を大きく変える製品になる」 そうダニエル社長に伝えながら、日本のユーザーに一日も早く届けたいという気持ちが膨らんでいった。 そして同時に、私はこのニューモデルの可能性を強く感じた。 それはキャンピングカーだけにとどまらない。災害時の避難所や仮設住宅、さらには企業の【BCP(事業継続計画)】における緊急トイレとしても、大きな役割を果たすはずだ。
水を使わず、コンパクトに設置でき、電源さえ確保できれば即時に稼働する。まさに“旅の安心”と“防災の安心”を両立する存在になり得ると確信した。 
販売は2026年1月からヨーロッパ全域で開始され、その後、日本市場への導入も本格的に始まる見込みだ。 “トイレ革命”という言葉が決して大げさではない瞬間。 その幕開けを、盟友ダニエル・ベレル社長とともに分かち合えたことは、トイファクトリーの代表としてだけでなく、ひとりのキャンピングカーファンとしても忘れがたい体験となった。 

https://clesana.com/clesana-x1/

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