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これ全部自分で作れます。車中泊・キャンピングカーをDIYする新定番「G-fun」

「もっと自由に車内を使いたい」「自分の理想の空間を自分で作ってみたい」。そんな想いを叶えてくれるのが、アルミ製DIYシステム「G-fun(ジーファン)」だ。 工具は六角レンチ一本。誰でも簡単に組み立てられ、車体への加工も不要。思い描いた車中泊カスタムを自分の手で実現できる、新しい車内DIYのスタンダードとして注目を集めている。

これ全部穴あけ不要!? まるでびっくり箱のようなG-funカスタムの実力

G-funとは、アルミ製の中空フレームを各種コネクタで組み合わせるDIY製品。コネクタとして豊富な稼働パーツが用意されていることで、ユーザーが自分好みに設計・組み立てを楽しめる、高いカスタマイズ性と拡張性が特徴だ。クルマ向けとしはハイエース、キャラバン、N-VAN、デリカ、エブリイ、ジムニー、ノア/ヴォクシーなど、多様な車種に対応。車両ごとの構造や用途に合わせた柔軟なカスタマイズが可能で、既存の空間を最大限に活かした、自分だけの空間づくりが楽しめる。

G-funのN-VANデモカー。BピラーレスというN-VANの特徴を活かして広い開口部を大きく使ったシングル車中泊空間を創出。収納力たっぷりで、オンにもオフにも重宝しそうだ稼働部品が多いのもG-funの特徴。豊富なコネクタパーツを使い、有孔ボードをスライドして引き出すようなギミックも簡単に作れる

なかでも日産キャラバンは、バンタイプの全グレードに「ラゲッジユーティリティナット」と呼ばれる便利な仕組みが標準装備されている。これは車体にあらかじめ開けられたネジ穴のことで、市販のボルトを使ってフックやバー、棚板などを自在に取り付けることができる。 このナットは荷室の窓の上下やスライドドア上など、要所要所に配置されており、まさに「自分で荷室をアレンジする」ための土台として用意されている。

キャラバンのディーラーオプションのひとつ、ルーフインナーバーも、ルーフサイド部のユーティリティナットを使っ て装着されていてる

ここにG-funを組み合わせることで、可能性は一気に広がる。最新のコンセプトモデルを通して、その実力を見ていこう。

最新コンセプトモデルで見る「G-fun×キャラバン」驚きのギミックいろいろ

「オンにもオフにも使える職人さんスタイル」というコンセプトで作られたこのデモカー、左右のユーティリティナットをフル活用して縦横無尽にスペースを使い倒し、ご覧のように荷物をぎっしり満載している。

荷物を降ろしてスケルトンにした画像がこちら。ユーティリティナットを駆使して床から天井までフレームが一体化している。バックドア側に大きく伸びたフレームは引き出すタイプ。

普段はこのように車内に収納されている。左荷室窓を隠すように有孔ボードが取り付けられているが……

蝶番のような動きをするフォールディングコネクタと、レールの上を走らせる※品名確認※を使って折り戸のように開くようになっている。

実はこの折戸の奥にも2段の収納ラックがあり、その荷物が取り出しやすいように作られているのだ。

冒頭の写真でベッドに使われていた台、こちらも内部は収納になっている。タイヤがついているので、車外に引き出しての活用も簡単。

運転席側のバックドアから車外に引き出して使う引き出しは、せり出した部分を支える脚もG-Funで作られている。簡単に着脱できる利点を活かして、フレームの一部は取り外してキャスター付きのカートにできるよう加工。

キャラバンだけの便利な機構である、左右分割式セカンドシート。このコンセプトモデルでは片側のシートのみ格納し、空いたスペースに収納ラックやテーブルを構築。引き出しに格納されたラックはスライダを使って手前に引き出す仕組みで、スライドドア側から中身を取り出しやすい。そしてラックの天板を回転させてテーブルにしている。パーテーションパイプで支えているので強度も十分。食事やデスクワークに重宝しそうだ。

繰り返すが、驚くべきは、これらすべてが車体に一切穴を開けることなく実現できるということ。 しかも六角レンチ一本あれば、あなたのクルマもこんな“ギミック満載の理想空間”に変えられるのだ。

「実際にどんなものが作れるんだろう?」と気になったら、ぜひG-fun公式のオンラインストアを覗いてみてほしい。「こんなものが自分で作れるのか!」と驚くアイデアがきっと見つかるはずだ。

G-fun公式作例ギャラリーはこちら

自作だから楽しい!経済性・環境性・安全性も◎

G-funの魅力はカスタムの自由度だけではない。 本格的な車中泊仕様でも数万円から数十万円の部材費で構築できるため、数百万円のキャンピングカーを購入するよりはるかにコストを抑えられる。しかもフレームやコネクタは再利用が前提の設計で、車を乗り換えても引き続き使い続けられるのだ。

素材にはアルミを使用しており、軽くて丈夫でリサイクル性も高い。 「穴あけ不要」の設計は、車体を傷つけず、車検対応やリセールバリューへの影響を気にせずにDIYが楽しめるという安心感を生む。

DIY初心者でも安心して扱える安全設計もポイントで、工具は六角レンチ一本。組み立て・解体・組み替えも簡単にできる。 経済性・環境性・安全性、すべてに配慮されたG-funは、初めてのカスタムにも最適な選択肢だ。

これが全て自分で作れてしまう!ハイエースとN-VANについては、公式HPでベッドや収納など需要が高い家具のパーツがリストアップされている。図面もついているので始めやすい

ようこそ、「沼」へ? G-fun DIYの楽しさを支える仕組み

G-funの魅力は、製品そのものだけではない。 「こんなアイテムを作ってみたい」というスケッチを送るだけで、必要なパーツリストと図面、金額を無料で提示してくれる作図サポートが用意されている。しかも対応スピードも最短当日、通常3日以内と非常に迅速で、作りたい気持ちの炎が消えないままコトに及べる。

また、毎年開催される「アイデア大賞」では、G-funを使ったユニークな作品を募集・表彰。他のユーザーの事例を見て、「自分もこれを作ってみたい」と新たな挑戦意欲が湧いてくる。 Webサイトでも、ハイエースやN-VAN、エブリイなど車種別の施工例が豊富に紹介されており、ユーザー同士が刺激し合うコミュニティが育っている。

自分の思いを形にして、ついでに10万円分のQUOカードがもらえるかもしれない!?なんと素晴らしい!

つまり、G-funは単なるDIYツールではなく、「作ることに熱中し、深みにハマっていく=沼に沈む」ような体験を提供している。 気がつけば週末ごとにカスタムを重ね、どんどん自分の理想の空間に近づいていく…。 まさに大人のレゴのような没入感が、G-funの真骨頂と言える。

技術と信頼の裏付け ― SUS株式会社のものづくり

G-funを手がけるSUS株式会社は、工場自動化やアルミ構造材の分野で世界的な実績を持つ企業。 設計からリサイクルまで自社で一貫して行う一気通貫のものづくり体制により、高品質なフレーム製品を安定的に供給している。 現在は一般ユーザー向けのB2C事業にも注力しており、G-funはその代表的な展開だ。

「アルミ」に関連した製品やソリューションを提供しており、アルミフレームを用いたFA事業や、アルミ製の家具などを扱うecoms事業など幅広く展開しているシンプルな電子制御システムも用意。工場や研究室などで、装置やコンベアを組み立てるときに、構造も制御もDIYできるという驚きのパッケージングだ

あなたの理想の空間、G-funで形にしてみよう

カスタムの自由度、使い勝手、拡張性、そして作ることの楽しさ。 G-funは、DIY初心者からベテランまで、すべてのユーザーにとって魅力的な車内カスタムのツールだ。 ハイエースでも、N-VANでも、キャラバンでも――あなたのクルマが、「自分だけの移動空間」へと進化するきっかけになるはず。

次の週末は、六角レンチ片手にG-funの「沼」へ飛び込んでみてほしい。

G-funの最新キャラバンカスタムは2025年7月31日発売「キャラバンファンvol.13」で詳しく紹介

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