アジア太平洋地域で1番フィアットデュカトを販売しているのは、なんと日本のトイ・ファクトリー!
トヨタハイエースおよびフィアットデュカトのキャンピングカー製造台数で国内首位を誇り、キャンピングカー業界を牽引する株式会社トイファクトリー。キャンピングカーを製造するだけでなく、ディーラーとしての顔を持つことはご存知だろうか。今回フィアットはもちろん、ジープやプジョー、シトロエンなどのブランドを持つ世界的な自動車グループ会社であるステランティスが、トイファクトリーをフィアット・プロフェッショナルブランドにおける「インドアジアパシフィックリージョンディーラーアワード」の「Dealer Awards by Brand(ベストディーラーアワード バイ ブランド)」として表彰した。
フィアット・デュカト、日本導入からわずか3年での快挙
今回トイファクトリーが受賞した賞は、インド、アジア、オーストラリアを含むアジア太平洋地域において、フィアット・デュカトの販売台数が最も多かったディーラーに贈られる、大変栄誉ある称号。これはまさにトイファクトリーがフィアット・デュカトの販売で、日本国内にとどまらずアジア太平洋地域でNo.1の販売実績を達成したということ。タイのバンコクで11月6日に行われた授章式には、トイファクトリーの代表である藤井昭文社長と、その息子の藤井太一氏が参加。藤井社長のスピーチの通訳を息子の太一氏が務める一幕もあった。
しかもこれは日本へフィアット・デュカとが正式に導入されてから3年という短い期間で達成された。
そもそもトイファクトリーの代表である藤井昭文社長は、「日本のキャンピングカーユーザーに向けて、より良いキャンピングカーを届けたい」という強い想いから、10年以上にわたりイタリアへ通い詰め、フィアットと交渉。その熱心な交渉と信頼関係の構築が、現在のフィアット・デュカトの日本での正規販売につながっているのだと思うと、今回の快挙もうなづくしかない。
メーカーとディーラー「二刀流」がトイファクトリー流
今回トイファクトリーが受賞した賞には「ディーラー」の文言が入っていることにお気づきだろうか。一般的に、ディーラーは完成車を販売する流通業者のこと。しかしトイファクトリーは言わずと知れたキャンピングカーの「メーカー」。つまりディーラーでもありながら、フィアット・デュカトをベースとしたキャンピングカーも製造する、二刀流の会社なのだ。このような売り手としての立場だけでなく、作り手としての立場からもモデルへの理解がある「ディーラー」は、今回の授賞式で受賞したディーラーの中でトイファクトリーだけというからすごい。
実際トイファクトリーはフィアット・デュカトをベースとしたオリジナルモデルの開発、製造のほか、A.I.M(Authorized Import Motorhomes)として、トイファクトリーそしてEURO-TOYとして自信を持って選んだヨーロッパのプレミアムモーターホームを日本に展開している。現在その取り扱いブランドは、エトルスコ、ライカ、ハイマー、ウェインズバーグ、クナウス、フェントキャラバンと6ブランド。いずれもヨーロッパらしいデザインや内装を楽しめ、乗る人を満足させてくれるブランドばかり。その中からトイファクトリーが厳選したモデルを日本で買えるばかりか、トイファクトリーによるアフターサポートも受けられ、安心してキャンピングカーライフを送れるのが、このA.I.Mの魅力だ。
今回の受賞を受けてトイファクトリーでは「世界的な水準での高品質なサービスと、より多くのユーザー様に喜んでいただけるキャンピングカーライフの提案を強化し、今後もフィアット・デュカトをベースとした製品展開と販売をさらに推進してまいります。」とのこと。ますますパワーアップするトイファクトリーから目が離せない。


