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キャブコンユーザーがキャンピングカー専用タイヤ 「ミシュラン クロスクライメート キャンピング」で1万km走った実感をレポート

四季のはっきりした日本だからこそ性能を存分に発揮できるミシュラン クロスクライメート キャンピング。「雪も走れる夏タイヤ」のキャッチコピーでおなじみのキャンピングカー専用タイヤを、愛車のコルドバンクスに履かせて1年半使い込んだリアルな感想を、オーナーの松下行宏さんに聞いた。

松下行宏さんの趣味は足こぎ式のシーカヤックを使った海釣り。ルーフキャリヤにカヤックを積載して釣り場近くで車中泊→早朝から好条件で釣りを楽しむためにコルドバンクスを購入した。ウインターシーズン は福島・新潟でスノボ三昧とのこと。 1年半使ってみたクロスクライメート キャンピングの印象はどうだった!?

春先の雪解け・下り坂も安心

趣味がスノーボードとカヤックフィッシングの松下さんにとって、オールシーズン履きっぱなしで過ごせるクライメートキャンピングはうってつけ。効果をもっとも体感できたのが、季節の変わり目で遭遇しやすいシャーベット状の路面や急な降雪時だ。
「春先の路肩の雪が解け出したころの峠越えで、4輪にしっかりトラクションがかかり、下り坂でも安心して走れました。高速道路で冬用タイヤ規制が出ていても、このタイヤならそのまま走れるので、ウインタースポーツ好きには心強いです」
全行程1300kmの東北周遊旅では大雨に見舞われたが、Vシェイプトレッドパターンが抜群の排水性を発揮し、タイヤが浮いてハンドルを取られるハイドロプレーニング現象を抑えた。
「以前は春先や晩秋など雪が降りそうな季節は天気予報をチェックしてから行程を考えていましたが、クロスクライメートキャンピングに替えてからはその必要がなくなりました。アクティブに動きたい人には頼もしいタイヤです」と、締めくくった。

ミシュラン クロスクライメート キャンピングのよかったところは?

季節の変わり目で威力を発揮

春先によく見られる路肩の残雪が解け出してシャーベット状になった路面や、 晩秋の峠越えで降雪に見舞われるなど、天気の急変や路面状況の変化に も対応できるのが、オールシーズンタイヤの強み。スタッドレスタイヤに履き 替えるほど頻繁に雪道を走らず、首都圏在住で降雪時の走行は年に数回 程度なのでタイヤ交換の必要がないのはメリットが大きい。

ヘビーウエット路面でも排水性バッチリ

大きな期待を寄せていたのが、ビジュアル的にもカッコいいVシェイプトレッド パターン。 期待どおり、夏の東北周遊旅では高速走行中に突然の豪雨に 見舞われるも、センターからショルダー部に向かって拡大された溝面積が優れた 排水性を発揮 。ハイドロプレーニング現象が抑えられたことでハンドルを取られることなく、安心して走行できた。

ミシュラン クロスクライメート キャンピング1年半・1万km走行後の全輪トレッド、 外見比較

5000km走行後に少し気になったのは前輪の左側の外減り。松下さんはルーフ上に約30kgのシーカヤックをやや左に寄せて積載しているので、それが影響していることも考えられる。定期点検や車検の折にローテーションを行ない、空気圧を適正値に保っているために全輪の溝が均一に減っているようだ。

左フロント
右フロント
左リヤ
右リヤ

ミシュラン クロスクライメート キャンピングとは?

天候による路面状況の変化にこたえられるように、 ハイレベルの夏タイヤ性能と、高い雪上性能を両立する「クロスクライメート性能」に加えて、高耐荷重性能や、ブレーキングやコーナリングをきっかけに起こりやすい、荷重変動に伴う車体のふらつきの抑制など、キャンピングカー 専用タイヤに求められるスペックを備えた全天候型タイヤが、MICHELIN CROSSCLIMATE CAMPING(ミシュラン クロスクライメート キャンピング)だ。

サイズ展開は3種類、 シングルタイヤのカムロードにマッチするサイズも!

タイヤの顔ともいえる「Vシェイプ トレッドパターン」は、センターからショルダー部に向かって拡大された溝面積が排水性能に貢献し、ウエット路面で高いパフォーマンスを発揮。雪上においては「雪柱せん 断効果」を発揮し、高いトラクションが得られる
そしてこのパターンは、摩耗末期まで安定したボイドレシオ(接地面積に対する溝面積の比率)を維持するトレッドデザインなので、摩耗に伴う排水性能の落ち込みを抑え、高い ウエット性能を長期間キープ!

キャンピングカー専用タイヤならではの頼もしさ、安心感をビジュアルでアピールするのが、タフネスな印象のサイドウォールプロテクター。ミシュランのトラック用タイヤの技術から採用された、擦れなどに強い耐アブレ―ジョンラバーと、0.8mm厚のプロテクションが、縁石などによる擦れやカットからサイドウォールを保護する

M+S(マッド&スノー)マーキングが付いているが、クロスクライメート キャンピン グのマーキングは「スリーピーク・マウンテン・スノーフレークマーク」。国際基準で定められたシビアスノータイヤ要件に適合し、高速道路の冬用タイヤ規制時でも通行することができる(注1)。(注1)各地域の道路公団の規定、路面状況によっては走行できない場合もあります
路面状況がシャーベット状〜圧雪まで対応しているので、松下さんは冬場の行動範囲が広がることに期待している
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