穴あけ、構造変更不要でカムロードをスタイリッシュにする!フロントリップスポイラー
ばね下を軽くするアルミホイールをはじめ、ショックアブソーバー、スタビライザー、エアサスといった足まわり、制動力を高めるブレーキパッドなど、カムロードはカスタムパーツが充実し、シェルとバンクルーフのカラーリングやデザインもオシャレになっているが、キャブだけは「いかにもトラック」的なルックスのまま。
特に、フロントグリルやバンパーガーニッシュをメッキにしている場合、バンパーのボトム部(下まわり)が少々寂しい印象。ここを少しだけボリュームアップしてフロントフェイスの存在感を高めるドレスアップパーツが、ショウワガレージのフロントリップスポイラーだ。
このフロントリップスポイラーのコンセプトは「お仕事クルマに遊びゴコロを」。本来はカムロードのベースになったトヨタダイナカーゴ(200╱300╱400)標準キャブ用で、仕事の相棒にこだわりを持つ「1人親方」と呼ばれる個人事業主に向けたアイテムだが、カムロードのカスタムニーズの高まりもあって、キャブコンのユーザーへも大いに訴求する。
キャンピングカーとのマッチングを検証するため、東和モータース販売のモビーRWBに装着。取り付け位置はダイナの純正フロントスポイラーと同様に、フォグランプ下のバンパーボトムに被せるような感覚。両端がスポーツカーのカナードのようにわずかに張り出し、ナンバーから下の中央部分は段差の乗り越えで底を擦らないようにクリアランスが十分確保されている。装着前に比べてグッと精悍な顔つきになり、視覚的にも安定感が増す。指定部品(構造装置の軽微な変更)に該当するので構造変更が要らず、ボルトオンで装着できる費用対効果の高いドレスアップパーツだ。
バンパーに内蔵されたクリアランスソナーやミ リ波レーダーに干渉しない取り付け位置なので、 先進安全装置の作動にはまったく影響ない。この 製品はフロントバンパーを外さずに装着することも可能だが、バンパーを取り外したほうがスムーズに取り付けられる。その場合は、ミリ波レーダ ーなどのセンサー類は、専用のテスターを用いた調整が必要になるので注意が必要だ
写真の製品は耐久性と抜群の耐候性 を兼ね備えたAES製。長期間屋外で 使用しても白ボケしにくいのが特徴で、 製品は引き締め効果のあるシボ調ブラ ック仕上げのため塗装は不要。好みの 色に塗装でき、軽量で柔軟性に優れた ABS製もラインアップしている
取材協力:東和モータース販売


