お知らせ

「このクルマが私の日常を変えた」とアクティブ派の彼女に言わせた、デキる軽キャンパーとは？

近年軽キャンパーでのキャンピングカーライフを楽しむ女性オーナーが急増中？！なぜ彼女たちは軽キャンパーを選び、そしてどんなキャンピングカーライフを送っているのか……。今回は2年半ほどチッピーとのキャンピングカーライフを楽しむ皆川さんに話を聞いた。

アクティブ派の彼女がクルマに求めたのは機能性と使いやすさ

草原サイトが雪化粧したふもとっぱらにて、冠雪した富岳を眺めながらタープの下でチルタイム。大自然に抱かれ心身ともにリフレッシュ

日本百名山の大半を踏破し、スノーボードやサーフィンといった横乗り系スポーツにも親しむ皆川さん。自然を相手に季節を問わずアクティブに遊ぶための相棒に求めたのは、登山用品やキャンプギアにも通じる機能性と使いやすさだった。そんな小食なのによく走り、タフで頼りになる愛車の名はチッピー。幅の狭い山道をスイスイ走れて駐車スペースはミニマム。登山口の駐車場で車中泊して体調万全で山登りに挑む、彼女の山行スタイルに軽キャンパーがぴったりハマった。
「以前はレンタカーでそれを実践していましたが、どんなに工夫してもフルフラットにはならない。道の駅で新鮮な野菜を買いたくても、荷物になるから持ち帰れない。だから、自分で所有するなら車内で寝泊まりできるクルマが欲しかったんです」

都心で暮らしていたときは電車と徒歩で事足りたし、駐車場代も高いのでマイカーの必要性を感じなかった。それが郊外に引っ越したら「クルマを持ちたい」というあこがれが現実味を帯びてきて、専門店やビルダーに足を運んでさまざまなキャンピングカーをチェックした。
「ハイエースクラスはオーバースペックで、キャブコンはドアの開口が狭くてサーフボードや自転車を載せにくい。バックドアが大きく開いて荷物を積みやすい軽バンタイプに絞りました」と語る。
理想はベッド⇔ダイネットの展開が超簡単で、車中泊に必要な最低限の設備を備えたモデル。中古車も扱う販売店で手にしたチッピーのパンフレットを見て「これだ！」と直感した。
「車内で歯磨きと洗顔はしないし、排水処理も面倒だからシンクは不要。換気ができて冷蔵庫が付いていれば十分なのです」

実車を見て直感が確信に

寝る・憩う・積むをかなえる機能的な間取り。写真のようにシングルベッドにしたまま自転車を余裕で積める。アシストグリップのボルト穴を利用して取り付けた自作ルームハンガーにベルトを通して固定

実際にキャンパー厚木で実車と対面すると直感は確信に変わった。数々の専用装備のなかで特に感心したのが、マックスファンを軸にしたエア換気システムだ。「チッピーを迎えてからライフスタイルが一変しました」とほほ笑む。登山で体力を使ってもクルーズコントロール付きだから運転が楽。純正シートから腰に優しいブリッドに替えたら長距離ドライブも超快適になった。
移動手段や宿泊場所をあれこれ考えずに行動できるので、チッピー自慢の跳ね上げ式ワンタッチテーブルを仕事場にしながらのワーケーションも実践。ロングトリップの最長記録は２週間で北海道を満喫。今回は九州縦断ドライブを計画中だ。