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ベテランキャンピングカーライターTAMAが見たJCCS2026(中編)「ハイエースベース思い切ったツールーム仕様モデル」

オートキャンパー誌創刊時から日本のキャンピングカー界を見つめてきたライター鈴木康文、通称TAMA。今年のジャパンキャンピングカーショーは彼の目にどう映り、何が彼の琴線に触れたのか。全3回の構成でお伝えしていく
前回は、広がるベース車の車種、そしてバンテックの新型コルドリーブス、今回は懐かしさがありがら、なんともとんがったハイエースベースの「わかる人には痺れる」モデルについて書いていく。

ナローハイルーフでプライバシーばっちりツールーム

ノニデル・BASE CAMP Ramona

な、懐かしいっ! と思って近づいていったモデルは、岡崎にあるノニデルが製造するBASE CAMP Ramona。もはやとんがり具合ぶっち切りの完全2人仕様、とは言え一応乗車定員は4名。
古い自分には、20年以上前のフューチャーとかカスタムプロホワイトのモデルとか、これに近いコンセプトのプライバシー優先モデルがあったと思い出しつつ島川社長さんに話を聞いてみると、知らないですね、と。
そもそもトランポタイプを扱い始めたのが18年前で、キャンピングカーを手掛けたのはここ10年、そりゃそうだ…。しかも設計者本人、ほかのモデルは見ないことにしているんですよ、と。

もはやフロントシートと別室のギャレー空間。乗車はほぼフロントシートのみと割り切っている
リヤのプライベート空間からは、間仕切り部分から簡単にのぞける状態が作り出せ閉塞感は皆無
シンプルな構造の就寝スペースはダイネットにもなる
テーブルも用意され使い勝手は押して知るべし

時代がより一般的な、家族重視のレイアウトデザインに傾倒していった中、ここまで振り切れたレイアウトを採用するには相当の覚悟がいると思う。
ただ島川社長周辺の知人によれば、彼は自身もこれまで様々なキャンピングカーを乗ってきて、遊び主体で物事をとらえているんだよね…多分、という話が聞こえてくるくらいなので、なぜか納得してしまった。
そして選んだベース車両が幅の狭いナローボディ、その中でも空間容積が確保できるハイルーフ。これが何を意味するかは、一度でもハイエースのワイドやスーパーロングの運転をしたことがある人間にとっては痺れるのだ。
中に入ってみればコレだよコレ、この感じ、その脇で「壁を作りたかったんですよね」と。そうスライドドアを開けていても外からの視線が気にならない、何とも言えないリラックスできる囲まれ感、安心します。

鈴木康文による「ジャパンキャンピングカーショー2026」。そのぶらり会場巡りは、まだまだ続く。
次回はあのストーブで有名なトヨトミの出すクーラー、そのディテールとTAMAが感じたポテンシャルの話。明日正午公開予定!お楽しみに

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