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ベテランキャンピングカーライターTAMAが見たJCCS2026(後編)「車載クーラー発見!暖房だけじゃないトヨトミ」

オートキャンパー誌創刊時から日本のキャンピングカー界を見つめてきたライター鈴木康文、通称TAMA。今年のジャパンキャンピングカーショーは彼の目にどう映り、何が彼の琴線に触れたのか。全3回の構成でお伝えしていく
これまで新型カムロード、そしてBASE CAMP Ramonaとクルマを見てきたが、今回はもはや日本の夏のクルマ旅の必需品となったクーラーの話。

続々登場するDC12Vエアコン

トヨトミ製エアコン

すでにDC12V駆動のセパレートエアコンを自社モデルに搭載しているホワイトハウスだが、新たに共同開発されたモデルが登場し参考出品されていて、なんとその製造は石油ストーブやウインドファンでおなじみのトヨトミ。このモデルのほかにもアルパインというカーオーディオ・ナビのメーカーもエアコンを登場させた。

さてこのトヨトミ製エアコン、正確にはクーラーだが何やら個人的には見覚えのあるような…。そのあたりを商品説明に来ていた営業部の平野さんにたずねてみると、やはりそうでした。それは以前トヨトミから発売されていた“ぶんかつくん”で、それが好きで今回のモデルにもかなりインスパイヤされているという。
そう、室内外機を接続している配管が鋼管ではなくフレキシブルタイプなのだ。曲がりに強いため、設置場所の選定もしやすい。しかも装備が一体組み付けで分解ができなかったぶんかつくんから極端に進化した点として、この冷媒配管はバルブを介しての接続、どうやら配管の長さも選べそう。もちろん容量も大幅アップ。
さらに設計は車載前提で行なわれていて、耐振動性や耐熱も考慮され、室外機のネジを見てもなるほどと納得させられる。室外機はフロア下設置で考えられていて、使用しない季節の塩害対策にソフトカバーを用意する予定。

駆動音や送風音が相当抑えられている。それは車内利用で気になる点としてかなり苦労したようだ。また、表示類も操作して1分後には消灯し、小さなパイロットインジケーターが点灯するだけで、就寝時に邪魔にならないよう気遣われている

最終的にはコンデンサーがさらに大きめになるようだが、外径寸法はほぼこのまま。ケース容積が大きいのは、コンプレッサーが専用のDC12Vモデルでインバーター制御、電流量の関係でインバーターが発する熱を放出するフィンが巨大なためである
冷媒の通り道は、通常の冷房機同様のバルブを介する。現在右出しだけだが、すでにドレンは左出しにも対応していて、パイプ類を左出し対応にできるかどうかは今後の課題のようだ

というわけで、かなり偏った目線ではあるがいかがだったであろうか。キャンピングカーショーはキラキラしていて新型車に目がいってしまうのはしょうがないが、ちょっと視点を変えるとまた面白いものが見えてくるよという話でした。

全3回に渡ってお送りした鈴木康文による「ジャパンキャンピングカーショー2026」、いかがでしたでしょうか。 TAMAさんは、雑誌オートキャンパーで「鈴木康文のキャンピングカーを語ろうか」を好評連載中!こちらもあわせてお楽しみください!

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