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ジャパンキャンピングカーショー2026で見せた、フィアットプロフェッショナルデュカトの日本戦略

2024年に日本上陸した、キャンピングカー先進国の人気ベース車、フィアットデュカト。3シーズン目となる2026年、その勢力を急速に拡大している。

百聞は一見に如かず、圧倒的室内空間を体感

ジャパンキャンピングカーショー2026には、フィアットプロフェッショナル(フィアットの商用車ブランド)のデュカトが出展した。
シンプルかつ洗練されたイタリアの雰囲気をまとうブースは、正規代理店に届けられる未架装状態のデュカトを展示することで、ベース車両の素性のよさを来場者に見てもらおうというレイアウト。フィアットプロフェッショナルがデュカトに掛ける意気込みも感じられる。

展示されたのは、L2H2。

長さ2960×幅(最大)2000×高さ1970mmの車内。大人が立って歩いて移動できる

L2H2は日本で正規販売されているデュカトの中では一番小さく、ロングホイールベースのL3が多いキャンピングカーショーではコンパクトに見えるが、それでもハイエースのワイドスーパーロングと同等サイズ。

未架装状態の室内は異空間だ。大人が中で立って移動できる室内高、FFのエンジンレイアウトにより、可能な限り低床化されているフロア。

フロントエンジン、フロントドライブというFFレイアウトは、運転席と助手席以降は駆動パーツがないので、車室を最大限に広く活用できるのが真骨頂だ。車体の長さや高さ違いが比較的簡単に設定できるというメリットもある。

正規輸入車は今回展示されたデュカトバンL2H2(LはLength、HはHeight)と全長が長いL3H2、最大サイズのL3H3が存在するが、本国のボディサイズや形状、OEMを含めればさらに多岐に渡る。国産バンのようなリヤに駆動輪を持つようなレイアウトだと、動力を伝えるためャフトやギヤが存在するため、フロアを下げるには限界があるし、ボディサイズにも制約がある。

輸入車に対して、故障が多いというイメージを抱く人もいるかもしれない。しかし、デュカトは30年以上にわたって欧州中を走り回り、欧州のあらゆる過酷な使用用途に対応してきたクルマ。そんなタフなバンが日本で簡単に音を上げるわけもなく、消耗品や定期交換部品のアナウンスをしっかり守っていれば、そう壊れるものではない。

今年のジャパンキャンピングカーショー2026に限って言えば、デュカトの出展台数が飛躍的に増えた。来場者も国産パンコンとして普通にデュカトのキャンピングカーを見比べていて、輸入車に関しての抵抗はなくなってきていることは間違いない。

さらに、デュカトの2026年型は、昨年に登場した改良型を踏襲。エクステリアデザインを改めたほか、トランスミッションも8AT化。法規対応も伴う先進安全装備の採用などで、さらに快適な走りが可能になっている。

本革巻きのステアリング、シフトノブをはじめ、7インチフルカラーTFTマルチファンクションディスプレイ、タッチパネル式の10インチモニターも備わる 

特にアダプティブクルーズコントロールは秀逸で、長距離移動が多いキャンピングカーユーザーには重宝する装備だ。ほかにも10インチタッチパネルモニターオーディオナビゲーションシステム(UconnectⓇ)やスマートフォンのワイヤレス充電が備わる乗用車然としたインパネも、商用車であることを意識させない豪華装備だ。

仔細に渡り、日本市場を意識したデュカト。キャンピングカー市場から始まった「日本市場戦略」は着々と実を結び始めている。

ジャパンキャンピングカーショーで見せた正規ディーラーの最新提案

RVランド/ランドホームデュカト

RVランドのロングセラーかつ、フラッグシップモデルである「ランドホーム」。名車と名高いこのモデルの設計思想をデュカトにインストールした。単座の電動リクライニングシートは、マッサージ機能が備わる

RVランド&KYB/Fishing Camper

サスペンションメーカーのKYBが手掛けたデュカトキャンパーの第二弾は、ウッドの内装と横座り式のリビングスペースが贅沢な仕立て。釣りの際だけでなく、室内でプロジェクターの映像や動画を楽しめる。

トイファクトリー/ダヴィンチ6.0

トイファクトリーは2025年のデュカトを用いたキャンピングカーの初作をモデルチェンジして登場させた。日本で使いやすいよう、4人就寝が可能な2段ベッド仕様(オプションとして設定)になった。質感の高さはそのままで、使い勝手を向上した。

ナッツRV/ジョカーレ

ナッツRVの新作は、シンガーソングライターの清木場俊介さんとのコラボで生まれたバイクを積載できるキャンピングカー「ジョカーレ」。大型バイクでも、積載したまま内部でくつろげ就寝もできる。

ホワイトハウス/デュカト・クラフテッド

ホワイトハウスの新型車は、SNSなどで募集したユーザーの声を形にした意欲作。ファブリックや内装のカラーなどを自由にセレクトすることができ、自分好みのインテリアに仕上げることができるのが魅力。

フィアットデュカトバン

■シフト・駆動方式:8速AT・FF
■ 全長×全幅×全高:
 5410×2100×2525mm(L2H2)
 5995×2100×2525mm(L3H2)
 5995×2100×2765mm(L3H3)
■ エンジン・総排気量:直4ディーゼル・2187
■ 最高出力:132kW(180ps)
■ 最大トルク:450Nm(45.9㎏m)
■ 使用燃料・タンク容量:軽油・90ℓ

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