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【連載】キャンピングカーで「日本列島RVパークの旅」第27回RVパーク 五色浜サンセットビュー淡路島(兵庫県)

キャンピングカーや車中泊仕様車でどこに泊まれるのかというと、道の駅や有料道路のパーキングを連想しがち……。でもこれらの場所は、休憩のための仮眠はオッケーでも宿泊できる場所ではありません。そこで利用したいのが、RVパーク。キャンピングカーの製造メーカーやディーラーで構成される日本RV協会が設置を進める「快適で安心して車中泊できるスペース」のことで、入浴施設やトイレ、電源設備などが備わります。実際にオートキャンパー WEB編集部が全国各地のRVパークに実際に泊まってその魅力をお伝えします。なお、2026年3月11日現在、日本全国にRVパークは616カ所ほど存在しています。

夕日の美しい海沿いにある静かなRVパーク

兵庫県の淡路島は淡路市の北部エリア、洲本市を含む中部エリア、南あわじ市の南部エリアと3つのエリアで構成される。今回紹介する、RVパーク五色浜サンセットビュー淡路島は、淡路島の西海岸線を走る美しい夕日が眺められることで知られている淡路サンセットライン(県道31号線)沿いにあり、洲本市と南あわじ市との市境近くにある。
アクセスは神戸淡路鳴門道・西淡三原(せいだんみはら)ICから約7km、淡路島中央ICから県道46号と31号を経由して約20km。RVパークの名前にもなっている五色浜は南北約2km に渡り、瑪瑙(メノウ)、琥珀(コハク)、瑠璃(ルリ)、白、斑紋(ハンモン)、といった小石が五色に輝くことから名付けられた。古くから知られる淡路島を代表する景勝地で、特に夏場は多くの海水浴客で賑わいをみせる。

RVパークは徒歩8分くらいのところにある、民宿・西田荘が運営。区画サイズは幅5×長さ7mで4区画を用意し、その横にはBBQができるキャンプブース(利用料1万円)が1区画。さらにその奥にはBBQやピザ窯のある建屋「癒やし庵」が並ぶ。キャンプブースや癒やし庵でのBBQやピザについては事前予約が必要。なおRVパーク内での焚き火は不可となっている。

また、民宿・西田荘では有料で入浴も可能。ただし、民宿の宿泊客が優先になるため、事前に予約をしておくのが無難だ。訪れた日は夏の日差しが痛いほどの身に染みるほどの快晴。夏休み前の平日だったこともあって海水浴客もまだいなく、とても穏やか。パーク脇から海岸へと下りて行き海を長めながらのんびりと散歩するだけで穏やかな気分になれる。日中は県道の交通量があるものの、周辺は民家も少なくとても静か。
チェックインの時にパーク代表の西田さんは「このあたりは何もないところですが、夕日は綺麗なんですよ」と言っていたが、まさにこの夕日を見るためだけに来る価値があるほど、小豆島の奥に沈んでいく夕暮れの時間が堪能できた。
宿泊した日はたまたま利用客が筆者だけだったため、夜は防波堤に腰を下ろして月を見ながら波音をBGMにゆっくりとくつろいだりと、日々の忙しさを忘れるほどリフレッシュすることができた。

パーク横にあるキャンプブースを利用すれば、車外調理やBBQ、テント泊も可能。大人数ならこちらがお薦め
その横に隣接する「癒やし庵」の壁を利用して、レンタルプロジェクターで動画の上映なども可能

癒やし庵では手ぶらで地元食材を使ったBBQや持ち込みBBQ、ピザ作り体験などができる(要事前予約)

癒やし庵では、炊事場や冷蔵庫などの設備も整っているので、天気を気にせずBBQが楽しめる。トイレは1カ所。バリアフリートイレ仕様になっているのがポイント。清掃もとても行き届いている

車内から瀬戸内海が望め、ゆったりとくつろげる。RVパークからは小豆島が遠くに見え、夕暮れ時はその姿がくっきり

淡路島の中・南部エリアを旅するのにぴったりの立地

RVパーク周辺に徒歩で行くことのできるスーパーやコンビニはないので、買い出しなどは事前にしておこう。大型スーパーならマルヨシセンター・シーパ店がパークから南へ約4.5kmのところにあり、すぐそばには日帰り入浴施設「ゆとりっく」もあるので便利。また、北へ約9kmにはウェルネスパーク五色・高田屋嘉兵衛公園という複合施設があり、ここにも五色温泉「ゆーゆーファイブ」があるので、食事や温泉を楽しむことができる。

写真B2,B3キャプ

大型スーパーであるマルヨシセンター・シーパ店
ホームセンターの「コメリ」、スポーツ施設「ゆとりっく」内には「うずしお温泉 霑(てん)の湯」が併設。温泉は大人630円、子ども310円

ウェルネスパーク五色・高田屋嘉兵衛公園」内にある温泉施設「色温泉ゆーゆーファイブ」。和風・洋風と2つの浴室に露天風呂、高温風呂、ジェットバス、電気風呂、 週替わりの香料湯・薬湯などの浴槽が楽しめる。入浴料は大人700円、子ども400円。公園内にはレストランやBBQ場もある

食事は車内調理が(コンロやホットプレートを使えば車外もOK)基本になるが瀬戸内海の旬の魚を食べるなら、パークから約3kmのところにある谷口商店がお薦め。管理人である西田さんもイチ推しのこのお店は鰆(サワラ)や地ダコなど、獲れたての魚介が安く手に入る。実際に宿泊した夜は購入した刺身を堪能し、その新鮮さと美味しさに感動したほど。店舗横には駐車場もあるので心配もない。

谷口商店 〒656-1343 兵庫県洲本市五色町鳥飼中327 明治11年創業の老舗鮮魚店。地元の人に大人気のこの店は、店内に入ると近海で獲れた魚介がズラリ!

写真B5,6キャプ

お薦めされたサワラやハマチのほか、写真に入りきらなかった紋甲イカを堪能。美味しさは言わずもがなでペロッと平らげてしまいました

周辺の観光については、淡路島でも中部や南部エリアを旅する際の拠点として最適な立地。
北へ約19kmのところには、古事記や日本書紀の冒頭にある「国生み神話」に登場する、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀る日本最古の神社のひとつ、「淡路國一宮 伊弉諾神宮」がありパワースポットとしても人気。
また、南部エリアなら「淡路ファームパーク イングランドの丘」や「うずの丘 大鳴門橋記念館」、「道の駅うずしおinうずまちテラス」も人気なので、ドライブがてら巡ってみるのもお薦め。

ここは設備面では至ってシンプルながらも瀬戸内海の眺めがとても良く、淡路島の中部や南部を旅する拠点として抜群な立地の居心地のいいRVパークだ。

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