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実際に乗ってみるとわかる、デュカトの走りのすごさ!トイファクトリーの「ジョイア」ドライブインプレッション

商用車やキャンピングカーとして、欧州で断然のシェアを誇るデュカト。その強みは、車内の広さだけではなく、機動性の高さにあると言っても過言ではない。最新バージョンであるシリーズ2は、2.2ℓのディーゼルターボエンジンに8速ATを組み合わせ、シームレスな加減速が可能となったほか、先進安全運転支援装置の採用によって、より安全に快適な移動が可能となった。論より証拠、というわけで、今回キャンピングカーとしての装備を搭載した、デュカト正規販売店のトイファクトリーのジョイアを試乗してみることに。

日本のファミリー向けの5人乗車5人就寝仕様として製作されたジョイアは、まさに日本のキャンピングカーとして代表的なレイアウトであり、試乗テストをするには最適な素材だ。

車体サイズは、L2H2(全長5410×全幅2100×全高2525㎜)で、ハイエースのワイドスーパーロングからの乗り換え時の有力な選択肢となるだろうし、最小回転半径も6.3 mと同等クラス。ではこのボディを支えるFFの走りはどうか?

プッシュスタート式のボタンでエンジンを始動して、走り出してすぐ、そのレスポンスのよさに驚くはずだ。2.2 ℓのディーゼルターボエンジンは1500回転で450Nmのトルクを発揮し、3500回転時に180PSを発揮。キャンピングカー装備を積載した状態にもかかわらずだ。

軽量ながら高出力なユニットで前輪を駆動する方式だから、余計に、パワフルに感じるのだろうか。後ろから押し出されるようなフィーリングをFRだとするならば、デュカトはアクセルを踏むと前へ一気に引き出されるような感覚だ。

現行では9速から8速へとAT段数が変更になり、シームレスな変速はそのままで、各ギヤの受け持つ領域を広げた改良だ。この新型と2024年以前の旧型でデュカトを比較すると、一般道の渋滞時、ストップ&ゴーは如実に違いが出る。旧型は1→2速を行き来するため変速ショックが多かった印象だが、新型のデュカトのワイドレシオになった8速ATは、同じシチュエーションでも、よりシームレスな変速を実現している。

高速域でも使い勝手は変わらないが、ストップ&ゴー機能付きのアダプティブクルーズコントロールや、横風を受けた際にブレーキを個別にコントロール(クロスウインドアシスト)して車体を安定させる機能のお陰で、至極快適だ。燃費も国産同クラスが8 ㎞/ℓ程度だとすると、デュカトは高速走行なら12 ㎞/ℓ程度とかなりいい。航続距離も1000 ㎞程度が可能だろう。長距離を移動し、長時間車内で過ごすことが多いキャンピングカーにとって、デュカトを選ぶことは大きなアドバンテージになるはずだ。

写真で検証!使いやすいスイッチ類の配置と、質感を向上させたインテリア

これが運転席回り。スイッチ類も使いやすく、質感も乗用車からの乗り換えでも違和感のないデザイン。LCDのデジタルルームミラーも標準装備だ。

7インチのTFT液晶の多機能ディスプレイを採用する。中央に速度計、その両脇に回転計と燃料残量計を大きく配置した視認性の良いデザインだ。アナログ式の意匠ながら、指針ではなくバーグラフを表示することによって視認性を高めている。速度計の中央にも現在速度を数字で表示し、直感的にわかりやすい
2022年の日本正規販売時より採用されたエレクトロニックパーキングブレーキ。ロック&解除がワンタッチだ
握り心地の良い革巻きのステアリングホイール。スポーク部にオーディオコントロールと、アダプティブクルーズコントロールのスイッチが備わる
大画面のカーナビゲーションシステムも装備
フルオートエアコン、その下にはワイヤレスチャージングパッド(充電時には青色LEDが点灯)、各種スイッチ類が備わる。USBのソケットやアクセサリーソケットも備わる
左折時の死角などをモニターで確認できるサイドビューカメラが、助手席側のドアパネルに備わる。運転席側のスイッチでオンオフが可能だ

デュカトの走行快適性をしっかり検証!

現行シリーズ2で採用された8速ATのフィーリングが日本の渋滞しがちな市街地でいい仕事をしてくれる。ストップ&ゴーのシームレスなフィーリングは国産車のようだ。スロットルレスポンスのよさもあって、車体サイズを感じさせずキビキビ走ることも可能だ

ステアリングのスポーク部のスイッチで設定した速度でオートクルーズできるなど、先進運転支援システムを採用するので、リラックスした走行が可能だ。特筆すべきなのが、クロスウインドアシスト。ブレーキを自動で制御して、ふらつきを防ぐ機能だ。高速走行時、横風の影響を受けやすいキャンピングカーだが、この点、デュカトなら安心だ

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