カヤバから本格的なキャンピングカー「VILLATOR(ヴィラトール)」が正式デビュー!
本日、1月10日(金)から12日(日)の3日間、千葉県幕張メッセで開催されている東京オートサロン2025。カスタムカーと関連製品が一堂に会す世界最大級のこのイベントは、今年で43回目。各社が手がけるキャンピングカーも多数出展するなかで、カヤバがオリジナルモデルの受注開始を発表した!
昨年の東京オートサロン2024でもアナウンスしていたとおり、カヤバからフィアット・デュカト(L3H2)ベースのキャンピングカー「VILLATOR(ヴィラトール)」が初公開され、受注開始をアナウンス。価格は1950万円からとなっている。
ショックアブソーバーのパイオニアである同社が手がけるだけあり、乗り心地には特にこだわりを持って開発。路面状況をドライバーにしっかりと伝え、運転することの楽しさを追求しているという。
車両の由来は「別荘を持ち運ぶ=ポータブルヴィラ」を掲げ、車名の「ヴィラトール」はラテン語の旅人「ヴィアートル」と別荘「ヴィラ」を掛け合わせた造語
インテリアは、カヤバのオリジナルデザイン!
インテリアのデザインもカヤバが手がけ、初号機となるこの展示車は、車両を実際に販売するRVランドが手掛けたプロトタイプ。今後は内装も含めてカヤバが製作する予定だ。これすなわち、カヤバはフィアットデュカト プロフェッショナル正規代理店であるRVランドにベース車の供給を受けるということだろう。
インテリアはフロントシートとセカンドシートで構成するダイネットのほか、中央にはキ
ッチンとマルチルームを配し、リアにも二の字ソファのダイネットを搭載。ここは就寝ス
ペースとしても利用できる
戸外生活を楽しめる、拡張性の高さもポイント
さらに、リアゲートを開けてフロアボードをセットすれば後方に簡易テラスが出現し、開放的な空間でくつろげる仕様となっている注目は一枚板を使った上部収納庫。飛行機の上部収納庫のように圧迫感を抑えたデザイン
ながら収納の容量もしっかりと確保
さらに間接照明や家具の質感も非常に高く、走りの良さと合わせ上質なキャンピングカーに仕立てられている。
また、ブースにはデュカト専用ショックアブソーバーも展示。業販・市販の予定は未定だが、オート2025の来場者の反応によっては、今後市販化されるかもしれない。さらに今回展示されたアブソーバー以外にもより乗り心地を追求したハイグレードモデルの開発も進めていくとのこと。今後のカヤバの動きから目が離せない。
このヴィラトールに関する問い合わせは、カヤバのホームページへどうぞ!