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ロッキー2から、新型ホンダステップワゴンのスパーダ車中泊仕様登場!【ジャパンキャンピングカーショー2025】

ステップワゴンのドレスアップグレードに車中泊の要素をプラス!

「シンプルで誰にでも似合うようなエクステリアデザイン」「車両間隔をつかみやすい視界と、乗り物酔いをしづらくする水平基調の室内空間や多様なシートアレンジ」を採用し、2022年に登場した現行ステップワゴン。大きく華美になっていくミニバン群の中で、ステップワゴンはこのシンプル&クリーンな外観で、ファミリー層を中心に販売台数を伸ばしている。
2024年秋、日常使いの利便性に車中泊要素をプラスした「STEP WGN MV」が登場したのは記憶に新しいが、今回、ジャパンキャンピングカーショー2025でSTEP WGN SPADAをベースとしたバリエーションモデルのSTEP WGN SPADA MVが登場する!

2022年に登場したSTEP WGN SPADA。ガソリンのFF、4WD、2モーターハイブリッドシステムのe:HEVをラインナップする

キャンピングカーのことならお任せのロッキー2が製作するオリジナル車中泊車

製作したのは神奈川県横浜市にある”キャンピングカーの駆け込み寺”ことロッキー2。同社のオリジナルブランドが、このMV(=Mountain Villageマウンテンビレッジ)シリーズだ。これまでにもホンダのフリード+やデリカD:5などをベースとして今までになかった「ミニバンを使用した車中泊車」を製作し、そのファンを増やし続けている。

外観からSTEP WGN SPADA MVを見分けるポイントは…

ルーフクーラーの存在のみ。ルーフクーラーを装着しなければ、外観からはその違いはわからない。ステルス性の高さもポイントだ

STEP WGN SPADA MVの室内の広々ベッドスペースは長さ2.1m!

その最新作である「STEP WGN SPADA MV」の車内は、ステップワゴンの外観に合わせた、シンプルながら上質な車中泊空間が広がっている。SPADAの内装は黒色なので、それに合わせて家具類の色を変更している。

車室最後尾にリビングスペースを製作。テーブルのレールを延長し、ベッドを広げた状態でもリビングを展開することが可能になった。従来通り、テーブルを挟んで対面するスタイルも可能だ電灯や各種スイッチは、左側のキャビネットに集約されている。100Vのコンセント、USBソケット、DC12Vも備わる。この中には、FFヒーターも内包されるようになった。インバーターと、リチウムイオンバッテリーを装着した場合、「ロッキー2」メーカーロゴ入りのモニターも装着される

サードシートを取り払ったスペースにキャビネットとベッドフレームを装着することで、この部分をリビングスペースとして活用できるほか、セカンドシート(このスパーダは、キャプテンシート仕様)を倒して生まれた空間にマットを渡せば、長さ2.1mX幅1.25mという大人2人が横になれるベッドにもなる。

ワンタッチで取り外せるテーブルを外し、その部分に付属のマットを渡せばベッドに。ファブリックはは毛足の短い起毛素材で、室内イメージとよくマッチしている。SPADAの室内カラーに合わせ、家具類はダークカラーの木目調に変更された

STEPWGN MVのグレードは2種類! 車両コンプリート販売だけでなく持ち込みもOK!!

グレードは、このベッドキットに加え、100Ahバッテリーと走行充電器が備わる「camper」か、リチウムイオンバッテリーと12Vのルーフクーラーが備わる「complete」から選べるようになっている。今回、さらに、オプションで、後部左右のキャビネットの天板を利用した上段ベッドも新採用された。

マットはまだ未装着だが、オプションの上段ベッド(幅約1500mm、長さ1200mm)装着車は、左右キャビネット天板の大きさ&フレームを延長拡大している。ファミリーで使うことも可能だ。

「コンプリート」には、ルーフクーラーも備わる。エンジンを切っても使えるこのクーラーは、リモコン式で温度調整も可能、ルーバー付きで、風向も自動調整可能

特筆すべきは、この省スペース型のルーフクーラーだろう。エンジンを切った状態でもおよそ5~6時間の使用が可能だから、日本の酷暑に車中泊旅をしたい人にはありがたい装備だ。

純正色で塗装されたルーフクーラー。違和感がなく純正仕様であってもおかしくないフィニッシュだリアの電装ボックスには、バッテリーと走行充電器などが収まる。普段はリッドでカバーされているので、ラゲッジスペースとして使用可能だ

気になる方は、このステップワゴンSPADA MVの現車をぜひジャパンキャンピングカーショーの会場でみてはいかが?!

オリジナルパーツも出展予定?!

キャンピングカー製造メーカーや車中泊仕様車をDIYしたい人に向けた、ベッドにもなるセカンドシートのプロトタイプも現在製作中。より多くの人に使ってもらえるよう、安価な価格設定を目指す。ジャパンキャンピングカーショー会場でこちらも発表されるかも?!

1200mm幅のハイバックタイプで、座面や背面が180度可倒することで、ベッドにもなるシートの展開はラッチ式で、軽い入力で操作が可能だ

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