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オートキャンパーWEB編集長が昭和のキャラバン(キャンピングカー!?) 買ってみた!10雨漏りしてる?!ウインドシールドラバー(ウエザーストリップ)交換

1973年型の日産E20型キャラバンを買ってもう1年2カ月。後部スペースに畳と台座がインストールされた文化住宅みたいな車内&当時ものクーラーの部品一式が付属する条件に一目惚れしして、銀行ローンをフルに使って購入!畳も張り替えて、やっとオートキャンパー WEB編集部っぽく、このクルマを取材の足、戸外生活を楽しむためのキャンピングカーとして楽しむ?! と思ったら、畳が濡れるので、ゴム交換しないと!

最近は山梨県にいったり、冷却水まわりを整備したりしているうちの初代キャラバン(YouTubeに整備動画あります)。

50年以上前の窓ゴムでは、ゲリラ豪雨に耐えられない?

ホースで水を掛けるかのごとく、最近のゲリラ豪雨はこんな感じ。これじゃあ50年以上前のゴムは耐えられないですよね…

というわけで、交換します!

ゲリラ豪雨、今風に言うなら線状降水帯か? とにかく日本の夏が変わってしまった。冷たい風が吹いてきたっと思ったら、ほどなくして滝のような雨に見舞われるというここ最近の夏に、うちの50年前キャラバンの防水性能がちょっと怪しい。ので、窓ゴムを交換することにした。雨上がり後に、畳に染みができているからだ。

窓ガラスは、ウェザーストリップゴム(ウインドシールドラバー)によってボディの窓枠に固定されている昔の方式。余談だが、カムロードのフロントウインドウもこの方式を今も採用していたはずだ。

輪ゴム状のウェザーストリップ。日産純正は製造廃止なので、タイ王国製のリプロパーツを使用しています

このゴム、どうやって窓を保持しているのかというと、この輪ゴム状のゴムの内周と外周にミゾが切ってあって、それぞれ内側は窓ガラス保持し、外側のミゾでボディの窓枠がハマる構造となっている。

窓ゴムを切っていく。暑い夏は、ゴムが柔らかくなり作業しやすい

ほぼ全周をカットし、ウインドウを外すことに成功

交換は、慣れてしまえば簡単だ。今装着されている”輪ゴム”を切って窓を取り外し、新しい”輪ゴム”を窓に装着し、ボディに戻してやればいいだけだからだ。とはいえ、ただ押し込んだだけでは窓はハマらない。防水や防塵、何より窓を正規の位置に保持するために、かなりタイトな作りだからだ。

ウエザーストリップ交換は、文章で説明するのが難しいが、なんとなくわかりますか?

そんな窓ゴム交換のコツは、”輪ゴム”の外側=ボディ固定用のミゾに3mm程度のヒモを挟み込んで、それを車内側から引くことで、車室側に導かれるヒダが、比較的すんなりハマってくれる。ミゾをボディの枠に、導いてやるというか、車室側に引き込むヒダを3mmのヒモでもちあげてやる感じと表現できるだろうか。

アメリカ製キャンピングカーなど、なんでもやってみたい人向けにこの記事を贈りますw

クルマのウェザーストリップゴム交換なんて、多くの人がDIYしないだろうと思いつつも、旧車再生している人や、アメリカ製キャンピングカーなどの架装部のウインドウは、この方式を採用しているかもしれない……というわけで、キャラバン(初代)は戸外生活を楽しむために、手入れがけっこう必要ですというお話でした。

次回は、ポータブルクーラー装着のアレコレを紹介できればと思います!

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