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車中泊ミニバンにクーラー&ヒーター装着済!真夏も真冬も快適な「ステップワゴンMV」

車中泊界隈のエース格、ホンダ・ステップワゴンをベースにした車中泊仕様車「STEP WGN MV」。ミドルサイズミニバンならではの広々とした室内空間に、クラス最大級のベッドやサブバッテリー、FFヒーターなど充実の装備を拡張可能。最新ミニバンベースで462万円から、なかなか現実的な選択肢では?

ミドルクラスミニバンの余裕!ステップワゴンベースの魅力

2022年に登場した現行ステップワゴンは、歴代初となる全グレード3ナンバーサイズ。全長4800mm(一部4830mm)、全幅1750mm、全高1840mmという堂々たるボディは、ライバルよりも大きく、車内の居住性もかなり高い

注目すべきは、そのスクエアフォルム。いかにも広そうな室内空間を思わせるデザインは、実際の使い勝手にも直結している。ボディの見切りもいいので、後退時の後部角やボンネット先端も把握しやすい。

7人乗りの場合はセカンドシートはキャプテンタイプとなる。水平を意識したスクエアなデザインと、床面を調整して前方視界を確保したことで、後席シートでも車酔いしにくくなっている。

エンジンは1.5Lガソリンターボとe:HEV(ハイブリッド)の2種類。ガソリンターボは全域でスムーズな走りが可能だし、ハイブリッドのモーター駆動による加速感は特筆もの。

運転の快適さ、後席の乗り心地など、キャンピングカーのベース車の主流である商用車に比べるとやはり高レベル。これがミニバンキャンパー最大の魅力だ。

ロッキー2の新提案!MVの実力を車内から徹底解説

そんなステップワゴンをベースにロッキー2が提案する「STEP WGN MV」とはどんなクルマか?岸部公一店長が語る、MVシリーズのコンセプトは明確だ。

購入者の大半が”本格的なキャンピングカー装備や作りでなくてもいい”と言うんです。車中泊ができる作りであれば十分と。全体の8割以上が、そんな使い方を想定したユーザーです

ロッキー2 岸部公一店長

本格的でなくていいとはどういうことだろう? 実際にドアを開けてSTEP WGN MVの車内を見てみると、居心地の良さそうな対面リビング空間が広がっている。

純正のサードシートは外され、壁面にスリムな形状のカウンターキャビネットを配置。車両左側はオープンなタイプの収納庫に。

右のキャビネットは電装機器の集中スイッチを正面パネルに備えている。ここには、サブバッテリー110Ah、走行充電装置、LEDの天井照明、100Vコンセント、12Vソケット、USBポート、1500W矩形波インバーターなど、車中泊に必要な装備が過不足なく収められている。

クラス最大級のベッドが実現する快眠空間

STEP WGN MVの大きな魅力は、ベッドサイズにある。さきほどの対面リビングの足元部分をマットで埋めるだけで完成するフルフラットベッドは、なんと長さ2280×幅1000〜1280mmというサイズ。大人2人で余裕で横になれる広さだ。

「キャンピングカーと普段使い車で2台所有するのではなく、ファーストカーとしても使えることをポイントとする人がほとんどですから、セカンドシートは重要です。純正の快適なセカンドシートを残したままで、いかに効率よくフラットなベッドにするかが腕の見せ所でした」

岸部店長はこう説明する。そのまま倒したのではフラットにはならない純正セカンドシートを使いつつ、簡単にベッドにする、この課題に対する答えが、独自のフレーム構造だった。

アルミの角パイプを使ったフレームに、分割したマットを乗せてベッドにしたりテーブルと組み合わせて使ったり。「椅子に座るというよりも、掘りごたつのように使う感覚ですね」とは岸部店長。まさに日本人の生活スタイルに合わせた設計だ。

使用しないマットはフロアに収納できる。

実際の使い勝手も考え抜かれている。マット裏に穴開け加工をして、フレームのダボをはめる仕組みで、マット位置がズレないよう工夫。さらに2枚の補助マットも備わり、わずかな空間もベッドに利用できるようになっている。

フロントシートの後ろ側にポン置きできるアルミフレームが設置され、これでマットをフラットに保っている

さらにオプションで、キャビネットの上に置けるチャイルドベッドも設定されている。小さいお子さんやペットはもちろん、荷物置きにも活用できコスパが高い。

日常使いを考えた、賢い装備選択

STEP WGN MVはチャイルドベッド以外にもオプションとして、12V車載クーラーや天井断熱加工、176Wソーラーパネル、FFヒーターなども用意。購入者のニーズに合わせて、必要な装備だけを選択できる。車中泊の機能としてはかなり充実した電装パーツをラインナップしているのが特徴的だ。

それもそのはず。ロッキー2は新車キャンピングカーの販売だけでなく、すべてのキャンピングカーのメンテナンスや装備の取り付けにも対応している。後付改造に対する豊富な経験があればこそ、ミニバンクラスのキャンパーにもこれだけのオプション装備を可能にできるのだ。

このルーフタイプの車載クーラーをいち早く採用したのもロッキー2だった。室内への張り出しが少ないので空間効率が良く、室内全体を効率よく冷やしてくれる。さらに室外機もボディと同色で塗ることで、スタイリングとしても◎。車中泊車とは気づかせないステルス性も良きだ。

ここまで見てきたが、岸辺店長の言葉に反して、「意外と本格的じゃない?」と思ったかもしれない。

確かにミニバンをベースに、自分で車中泊マットを敷くだけの簡易タイプと比べればかなり本格的だ。しかし車中泊のジャンルからキャンピングカーの方にひとたび足を踏み出すと、キッチン設備やトイレ、多彩な収納など多くの設備が取り巻く沼が待っている。

一方でミニバンキャンパーなら「寝る」機能と「普段使い」が高バランスに融合している。車検やベース車のメンテナンスもロッキー2だけでなく、最寄りのホンダディーラーに持ち込めるし、初回車検は3年なのもキャンピング登録車にはないメリットだ。

462万円から実現する、本格的な車中泊ライフ

価格は462万1900円から。本格的なキャンピングカーまでは必要ないけれど、週末の車中泊は快適に楽しみたい。家族でのキャンプや長距離ドライブも余裕でこなしたい。そんないいとこ取りを希望するあなたには、STEP WGN MVは現実的で賢い選択肢といえる。

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