これがトイレ！？あのウォーターレストイレ「クレサナ」がさらに進化する

水や化学薬品を使わず衛生的に排泄物を処理できる次世代トイレ「クレサナ」。トイファクトリーが日本総代理店として、キャンピングカーはもちろん、災害備蓄などさまざまな場面へ供給を行なっている。そのクレサナがこの冬更なる進化を遂げる。

安心感のあるデザイン、確かな使い心地

クレサナ社が独自開発した世界特許取得済みの「7層式特殊加工」フィルムが特徴のウォーターレストイレ「クレサナ」。クレサナトイレの要となるこのフィルムは、ドイツの第三調査機関である「フラウンホーファー研究機構」が分析したところ、なんと一般的なポータブルトイレ用フィルムより約900倍も防臭性が高いことが実証されたそう。

そんな実力満点のクレサナ。これまで登場したシリーズはデザインも秀逸。日常で目にする「トイレ」と違和感のない見た目ながら、コンパクトかつ細部のディテールにもこだわったおしゃれなデザイン。これが災害時や屋外の使用時であっても日常と変わらない水洗トイレに近いデザインで、落ち着く時間を過ごせると好評だという。

そんなクレサナシリーズに、この冬新たなラインナップが仲間入りする。

この冬登場「X1」

先立って登場していた「C1」に続く、ポータブル可能モデル。特筆すべきはその見た目。これまでいわゆる「トイレ」的なデザインだったクレサナだが、今回の「X1」ではギア感のあるデザインへ。そして形も箱形となった。これは、災害時に「C1」を活用したトイファクトリーだからこそ出てきた「積み重ねができる本体設計」にしたいという意見に基づくもの。備蓄がしやすい製品デザインとなったことで、より防災や様々な企業のBCP対策などの場面で活躍が期待できるという。

さらに「X1」は使用電源にも違いが。AC100Vに加え、ヨーロッパで利用率の高い電動工具モバイルバッテリー（18V）で稼働できるとのこと。モバイルバッテリーされあれば、配線などを考える手間も、ポータブル電源を持ち運ぶ手間もなく、完全に独立して使用できるということだ。また、その重量も女性が持ち上げて運べる程度の軽さというから、まさに「ポータブル」。

販売金額や発売時期については、今後発表されるとのことなので、続報を待ちたい。