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車中泊用シェードのパイオニア「アイズ」マルチシェードに熱視線

アイズのマルチシェードは、キャンピングカー&車中泊モデルのアフターパーツの代名詞的な存在だ。あまりの人気ぶりから、今や「マルチシェード」という商品名が、クルマの窓ガラスを覆うパーツの一般名詞として浸透してしまうほど。アイズの創業から30年以上、マルチシェードが看板商品として君臨し続けてきた理由とは何なのか? 商品開発のこだわりについて、アイズの井澗真章代表に話をうかがった。

こだわりはフィット感

「マルチシェードが誕生してから、約30年。まさにアイズとともに歩み続けてきた思い入れのある製品です。最大のこだわりは車両とのフィット感。当時の市販シェードは純正窓に透き間なくフィットするものがなかったので、ハイエースの実車から型取りをして、フロントの純正窓3面を透き間なく覆うことができる製品をオリジナルで開発しました。それが現在も続くマルチシェードの始まりです」

と話すのは同社の井澗(いたに)代表。
純正窓にジャストフィットする車種専用設計が、今も昔も変わらないマルチシェードのアイデンティティ。現時点の適合車種は何と500車種以上に及ぶが、そのすべてを手作業で実際の車両から型取りしているというから恐れ入る。

アイズ代表取締役社長の井澗真章氏。30年前にキャンピングカービルダーとしてアイズを創業後、車中泊に特化した商品を次々と開発。ユーザー目線にこだわり続ける、車中泊パーツメーカーの パイオニア的存在だ。

使用する素材や内部構造を吟味して快適な車中泊に求められる遮熱性・断熱性・保温性を追求したのも、マルチシェードの大きなこだわり。ガラス窓に固定するための吸盤も、 10個以上試してもっともマルチシェードの固定に適したものを選んだという徹底ぶりだ。

「住宅とは違う“クルマに特化した断熱性能”を求めて、独自の4層構造を採用しています。遮熱性の高いアルミ蒸着シートは、バッキング加工とエンボス加工で耐久性を強化。中綿には厚手のポリエステル綿、車内側には肌触りのいい難燃性フレンチパイル生地を使用して、中綿のふっくら感をできるだけ残しつつ適度な厚みになるように、ミシンキルトでていねいに仕上げています。より使いやすい製品、より効果の高い製品を求めて暑い夏や寒い冬に車内テストを繰り返し、 30年以上かけてたどり着いたのが現在の形です」

写真の浜松工場では、アイズブロッカーやベッドキットを製造。 マルチシェードの製造は、和歌山にある自社工場で行なわれている

熟練の職人が、ミシンを使って手作業で商品を仕上げていく
メイド・イン・ジャパンならではの高品質が、アイズの譲れないこだわりだ
表面のアルミ蒸着シートは、補強材によるバッキング加工を施した2層構造。高い遮熱性とハードな使用に耐える耐久性を兼ね備える
車内側には、風合いにこだわった難燃性フレンチパイル生地を使用。適度な厚みを実現するため、ミシンキルトでていねいに仕上げている
中間層は、25〜30mm厚のポリエステル綿。可能なかぎり厚手の素材を使用することで、ふっくらとした風 合いと断熱性・保温性を追求した
シェードの外周には、窓に押し付けるだけで固定できる高品質の吸盤を装備。裏側のフックを引っ張れば、取り外しも容易にできる

アイズ製マルチシェードのこだわりは、実用性のみならずデザインにまで及んでいる。車両用シェードの表面カラーはシルバーが定番だが、スタイリッシュなビジュアルを追求してブラックも用意。車外側がブラックのアイテムは、車内側のフレンチパイル生地もグレーとブラックから好みの色を選べる仕様となっている。
ネットショップでは中国製の格安シェードも出回っているが、クオリティや性能でアイズ製マルチシェードの右に出るものはない。車種専用設計による抜群のフィット感、車中泊に特化した夏の遮熱性能と冬の保温性能、スタイリッシュなビジュアル、そして自社工場で製造する“メイド・イン・ジャパン”であること……。キャンピングカー&車中泊の歴史とともに歩んできたアイズのマルチシェードは、これからもユーザー目線で進化を続けていく。

車外側のカラーは2色。キャンピングカーユーザーの一番人気は、スタンダードなシルバー
スタイリッシュなブラッキーは、見た目にこだわる車中泊ユーザーに人気がある
車外側がシルバーの場合、車内側はこのグレー一択
車外側 がブラッキーの場合は、車内側のカラーをグレーとこのブラックの2色からチョイスできる

こちらもお薦め!どこでもシール

窓ガラスの熱線やアンテナ線の部分にもしっかり固定できるシール。マルチシェードを常時装着している人に最適。耐久性が高く、はがしやすいのもポイントだ。20片で定価330円。

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