女性オーナー急増中?最後の決め手はひとめぼれ!充実装備軽キャンパーのオーナーインタビュー
近年軽キャンパーでのキャンピングカーライフを楽しむ女性オーナーが急増中?!なぜ彼女たちは軽キャンパーを選び、そしてどんなキャンピングカーライフを送っているのか……。今回は初めてのキャンピングカーでのキャンピングカーライフを満喫中のあこさんへインタビュー。
条件は「クーラーが使えるモデル」と探し始めた軽キャンパー
あこさんの愛車、リゾートデュオタイザプロⅡ(以下タイザプロⅡ)で行なわれたインタビュー。L字型にアレンジしたタイザプロIIの車内は、サブバッテリーで駆動するDC12Vクーラーのワンクールがバッチリ利いていて、車外の蒸し暑さとは無縁だ。「この涼しさが欲しくて、エンジンを止めてもクーラーが使えるモデルに候補を絞りました」と、愛車選びの過程を振り返る。
そんなあこさんの趣味は温泉巡り。自宅のある関東北部からだと日本有数の温泉地の1つ群馬をはじめ栃木、茨城にアクセスしやすく、足を延ばせば新潟も日帰りで行ける。以前はアルト・ラパンにシェードとマットを積み、道の駅や高速のSA/PAに立ち寄りながら温泉巡りの旅を楽しんでいたが、どんなに工夫しても窮屈さと夏の蒸し暑さだけは解消できない。そこで軽キャンパーを検討するうちに、地元の展示会で愛車となるタイザプロIIを見学してひと目ぼれ。
「ベッドメイクが簡単で、クーラーやベンチレーターなど、欲しい装備が標準だったのがポイントでした。他社とも比較しましたが、膨大なオプションから必要な装備を選んでいくのがわかりづらくて。電子レンジを省いてもらったり、冷蔵庫は手持ちのものを使ったりと、融通が利くのも決め手になりました」
自分好みの車内コーディネートも楽しみのひとつ
タイザプロⅡはベッド⇔ダイネットへのモードチェンジがすぐにできて、快適な車中泊に必要な装備が全部そろっている。加えて、シートの色や素材を好みのものに選べるのも、お部屋感覚でコーディネイトしたい彼女に響いた。
「白の家具色に映えるようにマットをピンク色にしました。床にはラグマットを敷いて、ベッドの状態で乗り降りしやすいように踏み台を設置して、足下を照らすイルミを追加しています」
ノーマルでも電子レンジ、クーラー、冷蔵庫が標準だが、車内調理をしないので電子レンジを省き、空きスペースを収納にしている。就寝時はこことクーラーの間にテーブルの天板を渡して荷棚になる仕組みだ。
季節を問わず温泉巡りするためにこだわったのがベース車選び。四駆は必須で、長距離運転が楽な全車速追従機能付きのACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)やACC作動時にハンドル操作をアシストするLKC(レーン・キープ・コントロール)の付いたアトレーのタイザプロIIは最適だった。
「気分転換に旅先でテレワークをして、仕事終わりに温泉に入るといった非日常を気軽に楽しめるのが軽キャンのだいご味です」と締めくくった。


