カテゴリを知れば、欲しいクルマが近くなる。日常使いも旅も大活躍の二刀流。「バンコン」カテゴリを解説
現在、日本で購入できるキャンピングカーは約850モデルもある。そのなかから、希望に合った1台を見つけるなんて困難を極めるのでは!? でも大丈夫!どんな使い方をするのか、何がしたいかさえわかっていれば、選択肢は絞られてくる。今回は初めてキャンピングカーを購入する人のために、「バンコン」を解説。これさえ読めば、あなたにピッタリの1台が見つかります。
通称バンコン、「バンコンバージョン」
1ボックスやミニバンがベースなので走行性能が優れており日常でも利用可能
バンタイプのクルマを架装したモデル。ベースとなるのは、だれもが知っている1ボックスやミニバンなので親しみやすい。多くがボディは加工せずに車内のみの架装形態。その場合はキャンピングカー然としておらず、一見するだけでは気づかないほど。ワゴンやミニバンであれば、十分なパワーと快適な乗り心地。逆に商用バンがベースだと、乗り心地が不満と感じる人もいる。
ベース車のボディサイズによって居住性が大きく変わってくる。ロングよりもスーパーロング、標準ルーフよりもハイルーフと、大きくなるほど有利だがその分だけ機動力が劣ってしまう。その不満をカバーするのがボディ架装で、もっとも有効なのがポップアップルーフやハイルーフ。サイドやリヤの窓を外してFRP成型のボックスを取り付けて居住空間を拡大する手法もある。
レイアウトも多数あり選択肢が多い。そのなかでも人気なのが対面ダイネット形式で、セカンドシートは前向き乗車ができるマルチアクションタイプで、サードシートと向かい合う。リヤに常設2段ベッドを備えたり、個室となるマルチルームを配置するモデルもあるが、キャブコンほどの自由度はない。
メリット
・普通車同様のフォルムなので目立たない
・普段も使える車両サイズで運転しやすい
・ベース車の大きさや種類が豊富
気になるところ
・キャブコンと比較すると車内空間が狭い
・窓の面積が大きく寒暖差に影響される
・高額車でもリセールバリューは要確認
見たことある?バンコンのベース車たち
トヨタ・ハイエース
2005年に200系が発売されると同時にバンコンのベース車として各社が一斉に使用し、以来一番人気となっている。理由はさまざまだが、ロング系の標準とワイド、スーパーロングと豊富な車種構成は、いずれかがユーザーにマッチする。なかでもハイエース史上初となるワイドボディは、居住性の拡大だけでなく多くの個性的なレイアウトができるようになった。現在も元の3ナンバーのまま車内をキャンパー仕様に仕上げる手法がある。
日産・キャラバン
現行のE26系はハイエースよりも発売は後だが、それでも13年が経過しているロングセラー。車種構成はロングは標準幅のみで、スーパーロングには標準とワイド幅がある。エンジンは2ℓのガソリンとディーゼルターボ、それぞれに4WDも設定。販売台数こそ後手を踏んでいるが、4年前にロングに設定されたプレミアムGXは、黒が基調の高級感のある内装が支持されており人気で、車中泊仕様が各社からラインナップされている。
トヨタ・ノア/ヴォクシー
2022年にフルモデルチェンジ。全幅はそのままだが、全幅が1730㎜となり初めて3ナンバー化された。ガソリン車はCVTによるスムーズな変速と十分なパワーで乗り心地もいい。ざん新なフォルムが人気となっている。


