オートキャンパーWEB編集長が昭和のキャラバン(キャンピングカー!?) 買ってみた!11 冷却水漏れ修理中!
1973年型の日産E20型キャラバンを買って約2年。後部スペースに畳と台座がインストールされた文化住宅みたいな車内&当時ものクーラーの部品一式が付属する条件に一目惚れしして、銀行ローンをフルに使って購入!畳も張り替えて、やっとオートキャンパー WEB編集部っぽく、このクルマを取材の足、戸外生活を楽しむためのキャンピングカーとして楽しむ?! なんて程遠かった。約半年ぶりとなった今回は(も?)、修理ネタを継続中だ。
車中泊、できずに候
ここのところ、この昭和のキャラバン戸外生活仕様車(当時のキャンピングカー風仕様。今で言う車中泊仕様車)の連載記事どころか、存在自体を忘れ去られている現実にひとり焦燥感を覚えている。この車を紹介することによって、忘れ去られゆく、昭和40年代に端を発す第一次オートキャンプブームを後世に伝えていく使命があるのだから。
とまぁ、前置きはこのくらいにして、長期に渡り”編集長のキャラバン”なるこの連載が休止状態だったのは、自身の境遇だけでなくキャラバンの機関に重大な問題が発生していたからだ。全くと言っていいほど戸外生活活動(注:第一次キャンプブームではこう言う。今で言うオートキャンプや車中泊旅のこと)ができなかった。振り返ると最後の連載が2025年の7月25日で、ついでにこの日も窓のゴムを交換するという、一般的なアクティビティ要素ゼロの内容で、一部の愛好家にしか受けそうもない話に終始している。
……そこで、今回こそは修理再生作業からの脱却を図るべくパソコンのキーをこうしてぶっ叩いているわけだが、2025年夏以降修理している記憶しかない。やっぱり、半年以上ぶりの今回も修理ネタを投稿することにする。約50年も前の貨物車なのでところどころ壊れるのは致し方ない。それは置いておいても、重整備はこれで終わりにしたい(と思う)。
やっぱりキャラバンの修理を続けるで候
そもそもこのキャラバン、水温が高めだった。そこで、水路を洗浄し補器類を交換&さらにはラジエターを修理し、それで終わりかに思えたのだが、今度はそれ以外のいたるところが決壊し始めた。
④ここまでくると、確認するまでもなく冷間時ラジエターキャップを外してエンジンをかけるとクーラントが吹き出す!これすなわちヘッドガスケット抜けだ
今度こそ、これで重整備は終わりで候!
仕方なくエンジンのヘッドを降ろしてみると、ブロックとヘッドの間にあるガスケット(隙間埋めのパッキン)の一部が盛大に抜けていた。シリンダー&ヘッドを見てみると、への字に歪みが発生しており、そこから圧縮が漏れると同時に、冷却水通路と燃焼室がつながって、冷却水も一緒に燃焼していた。
オイルストーンで研磨し、その歪みを0.03mmになるよう平滑化したので、これで来たる春の車中泊旅行に間に合うんじゃないかと思うのだが、正直油断はできない。やっぱり内燃機加工を行ってくれる業者に一度お願いしないとダメかもしれない(つづく)。


