レンタカーキャブコンでの旅から軽キャンパー所有へ。トイファクトリーの軽キャン「テントカー N-VAN」オーナーが教える、「いますぐ旅に出られる」軽キャンパーの魅力
2024年に軽キャンパーを購入したえぬさん夫妻。以前からテントでのキャンプを楽しんでいた二人は、ふと立ち寄ったショッピングモールで運命の出会いを果たす。それがトイファクトリーの「テントカー N-VAN」。このクルマが2人の生活に新しい「自由」をもたらしてくれた。
軽キャンパーとの出会いは突然に
バンライフ感あふれるサイドデカールを施したえぬさん夫妻の愛車
今回話を聞かせてくれたのは、2024年10月に軽キャンパーを手に入れたえぬさん夫妻。もともとテントキャンプを楽しみ、ときにレンタルのキャブコンで旅を重ねてきた。新婚旅行では1週間キャンピングカーを借り、名古屋から九州方面へ。キャンプと観光を織り交ぜながら、移動そのものを楽しむスタイルにすでに魅了されていた。
そんな2人が買い物ついでに立ち寄ったイオンモール土岐(岐阜県)のトイファクトリー土岐店。そこに展示されていた一台の軽キャンパーに、妻が足を止めた。「これ、欲しい」。それまでクルマに強い関心があったわけではない彼女の、いわば“一目惚れ”だったそう。
軽キャンパーだったから現実的な問題もクリアに
とはいえクルマ。いざ「所有」となると考えるべきことは多い。駐車場、価格、サイズ……現実的なハードルは高かった。しかしそんな中で出会ったのが、普段乗りと変わらない感覚で扱える軽キャンパーだったのは運命の采配か。
「妻は軽しか運転したことがなくて。でもこれなら乗れるって思えたんです」と夫が語るように、軽キャンパーの魅力はその安心感と、手の届く価格帯。決断までは早かった。
前泊ができる軽キャンパーは推し活に大活躍
あっという間に購入を決め、ついに納車。最初の一泊は愛知県新城市の道の駅。あえて近場を選び、“使えるかどうか”を確かめるためのテストでもあった。結果は上々。そこから2人の旅は一気に自由度を増していった。
推し活を楽しむ2人。そのライブやイベントのため各地を飛び回ってきた。そんな2人のもとにやってきた軽キャンパーは、移動手段、待機場所、そして宿とそのマルチで「使える」実力をいかんなく発揮。
「クルマがホテル代わりになる。それが一番大きいですね」と2人もそんな軽キャンパーの実力を体感。余すところなく活用している。例えば名古屋に住む2人が幕張メッセで朝9時から始まるイベントに参戦しようとする。そんなとき名古屋からだと始発でもスタートに間に合わない。ホテルを取れば出費は1〜2万円。そこで彼らは、前日の夜に出発し、休憩を挟みながら間に合うように会場入りといった具合だ。
軽キャンパーは「明日行ける自由」をくれた
こんなに「使える」軽キャンパー。でもこのクルマの本質はそこではなく、「やっぱり一番は、“明日行ける”ことですね」とえぬさん夫妻は言う。
同じキャンピングカーでも、以前レンタルして楽しんでいたキャブコンだと、行き先の下調べが欠かせない。ルート、高さ制限、駐車場、キャンプ場の受け入れ可否……彼らにとっては事前準備に時間がかかった。一方、軽キャンパーならその準備はぐっと減る。「金曜の夜に“明日どこ行く?”って話して、そのまま出発できるんです」と。
実際2人の旅で予定変更は日常茶飯事だ。長野・諏訪湖で一泊した夜、スマートフォンに流れてきたイベント情報。「行く?」の一言で、翌朝には千葉・成田へ。さらに群馬まで足を延ばし、気づけば数百キロの寄り道になっていた。「計画は、あってないようなものですね」と笑う夫妻。目的地は決めるが、ルートも寄り道も、その時の気分次第。地図を見て「行けそう」と思えば行く。それができるのは、“どこでも停められる”という安心感があるからだ。
エコノミーで運転しやすい
軽であることの恩恵は、走行面にもある。確かに急勾配ではパワー不足を感じる場面もあるが、「ストレスになるほどではない」。むしろ取り回しの良さや、小さなボディだからこその風の影響の少なさが快適性につながっているという。
そしてもう一つ、見逃せないのが“ふたりで運転できる”という点だ。軽しか運転したことのない妻も、軽キャンパーならハンドルを握れる。「お酒も楽しめるし、交代もできる。それは大きいですね」
現在の使用頻度は月1回前後。キャンプは主に冬が中心だったが、イベント遠征は季節を問わない。とはいえクーラーなどの装備は最低限。でも使ってみての感想は「必要十分」。むしろ装備に縛られない軽さこそが、このクルマの魅力だと語る。
将来的には、家族が増えたタイミングでバンコンへのステップアップも視野に入れている。それでも、「普通の軽をフルオプションで買うくらいなら、軽キャンパーを選んだほうがいい。間違いなく、遊びの幅は広がります」と語るほど、今の一台に対する満足度は高い。
旅のハードルを下げるのではなく、消してしまう。それが軽キャンパーという存在なのかもしれない。予定を決めすぎないこと。行き当たりばったりを楽しむこと。その自由を手に入れたとき、旅はもっと個人的で、もっと豊かなものになる。「明日、行ける」その一言が、「軽キャンパーのある生活」のすべてを物語っている。
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